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2009年07月01日 Category : ahonakoto

たくさんのプレゼントご応募ありがとうございます。
明日抽選して、当選おしらせは発送にて替えさせていただきます。
なしのつぶてであった方は、また来月がんばりまっしょい!

今日は、お友達の植木屋さんのお宅にお邪魔してまいりました。
に関してのお話の中、杉は水が上がると傷むし、日照が弱いと枯れるので結構難しい。
逆に、旱魃のときは縮んでひっそり耐え忍び、水をかけると3分で爆発して透明度のある冴えきった金緑のがあるらしいが、本やインターネットでも見当たらぬというお話。
ナントタイムリーなお話なのじゃということで、こんなのが伊予国の伐り場にあります。

moss ??

この、上と下は同じに見えるでしょうか?
はい、ちゃんと同じなのです。
下が乾燥時で、上がお水差して3分後の大爆発。
ふえるわかめちゃんみたいでとてもほほえましいですね。
美しすぎます。
もう砥石なんぞ見るのがイヤンになるくらい。
砥山で気張るのはもちろん天気の日なのですが、その場合下のように見えるわけで、枯れて腐った杉苔のようにみえて、視界に入らなかったということなのです。
おいこまれて、雨の日にお仕事敢行させていただいたときに、上のようなすばらしい苔が視界に飛び込み、思わず採取しちゃったもので、この二つの子らが同一人物であったとは思いもしませんでした。
がんばると、よいことが起こるのかもしれません。
水中二週間放置でも腐って溶けたりせず、かなり丈夫。
ピリピリに乾燥させても、見事復活いたします。
もちろん観賞用には、喫水線は苔の根元に持ってくると良いと思います。
クッションモスに似れども、それは湿気のときだけですし、調べても正体が分かりません。
植木屋さんも知りません。
誰か存じている方がいらっされば良いのですが。

こうやって植え植えすると、杉苔っぽくもみえないこともないような?
こんな感じで大爆発してしまいます。
お届けする場合はドレッドヘアー苔で気持ち悪いですが、ちゃんと爆発します。
どこまでも斑入り四葉が出るスペシャルが入ってます。
癒されちゃってください。
画像ファイル "http://www.330mate.com/data/fujibato/product/ab678bac3b.JPG" は壊れているため、表示できませんでした。

2009年06月29日 Category : ahonakoto

今日は雨の中、植え植えしてました。
海外行きで人気の小さめな伊予鉢
礫岩ボーイがうえすと直径6cm丸の身長4cmですので、かなりちび!
山椒の赤ちゃん以外は、半年以上放置で生存確認できているものです。
山椒は、このたび初めての挑戦。
普通の杉苔としだとお化け杉苔?以外は半日陰の窓際でも耐えますが、この子らはかなり光がいると思います。
水もかなりいりますので、普通に水を張って放置です。杉苔がこの中で一番難しいかな?お化けちゃんは光だけ気をつければ飄々とマイペースに生きてます。

ひのきは杉や、やまのつつじに比べ葉が出るのが遅く感じます。
一番面白いのは、やまのまつ・すぎ・しのぶ苔かとおもいます。
とてもよく育ち我慢強いです。
しのぶ苔のカッチャク日数が5月で10日かからなかった記憶あります。
ばっちりへばりついてしまいます。

光は、予想外に必要です。
マンションの玄関等は暗いことが多くアウト。
水位は、なれないうちは、しのぶ苔を貼って垂らしておくと結構融通利きます。
卓上のめだかちゃんの鉢の真ん中に鎮座させて放置で決めてみてください。
値段が。。。。
伊予のコメド一個分強なんで、砥石換算すると結構いいものになってしまします。
どんなもんでしょう?
拳骨二個分のものも、ございます。
ぼちょぼちょになったので、風呂はいります。
Iyo bonsai pot5-2
Iyo bonsai pot5-1Iyo bonsai pot4-2Iyo bonsai pot4-1Iyo bonsai pot3-2Iyo bonsai pot3-1Iyo bonsai pot2-2Iyo bonsai pot2-1Iyo bonsai pot1-2Iyo bonsai pot1-1
2009年06月28日 Category : 砥石誂え

日曜もいつもながらがんばります。
齢を重ねるたびに、まじめになっていく自分があると思います?
日の暮れまで伊予鉢を作って、再びの石ちゃんのご用命をいただいていたということで、砥取屋の土橋様のお宅に電撃訪問!
奥様が草木が好きですって!?
それはそれは素敵なことです。この子をむりやりお一つおいて帰りましょう。
ということで、この子。二寸丸くらいの伊予鉢
Iyo bonsai pot
砥山でよく見る謎の植物。
私どもは気にも留めず踏み踏みしてるものですが、日向から半日陰を好みます。
耐陰性は弱。めだかちゃんにもってこいですね。

で、本題。
土橋さんがためしとぎに出してくれたもので、
Maruoyama Shikiuchigumori
鋼はさびが残ってます刃先は丸のままなんで見ないように。
敷の巣板です。
敷で、内曇ですとぉ???
これは大事件です!
今までの天然砥石の産しかたでは考えられません。
浅黄色の巣板が産す層は、いかなる山でも天井ときまっとるのですから!
もちろん煙硝っ気ZERO
敷は、白、オレンジ、肌色、気味がかるが主だった基調で、砥石で一番初めに出来た先輩ですから、後輩の層によって上から押されて硬めで、天井よりもより高温高圧に晒され、最終層はガスの巣穴だらけでありよく脱色してあるので内曇のような浅黄が産す環境というのを想定しにくいと思います。
土橋さんによるといつもの敷白の目でそのまま奥行きをとると、浅黄(青灰色)になっとる。ということらしいです。
原石で見させていただいても、まるっきり蓮華の内曇で見事な巣なしで入りの肌もなし。
奥のほうだけ、水枕でもしていたのか、煮えなかったということなのでしょうが、どうしてスポットで熱の掛が弱かったのか?皆目分かりません。

1分程度適当とぎ。
柔らかで、ムチャ研磨力あります。
石の色が鉄の華色と近似のため、見た目的には分からんと思いますが、伊予程度の条痕から瞬く間にこの仕上がりにもっていけます。
アリエン。
体重乗せて力を入れて、中高く面を作って、悪意満々に研ぎます。
こうやると、砥石を刃のしのぎ面が、ピンポイントの接触面でかつ私の体重乗っかってくるので、必ずひけ傷が(小さい条痕)が出るわけです。
それで悪意満々砥ぎと表現します。
どんな銘砥でも、スカポン砥石に見せかけることが出来てしまうわけです。
悪意満々研ぎでも、この仕上がり。
疲れて目が見えてないに違いないと思いましたが、鉋の地金のカーボンが散ったところがバッチコ~ンと浮き出て、地はご覧のとおり条痕が一切見えなくて非常にお上品に整うと思うのです。
今までの砥石では絶対ない!ということです。
偽りなく書きます。
この日この時ありえない性能の砥石に、初めて当たりました。
これは間違いありません。
すごすぎるので、しばらく何にも考えず研ぎ倒してしまいました・・・

敷きは、肥が遅く積層様も緻密であるのでこんなお見事な横顔です。

Maruoyama ShikiuchigumoriMaruoyama Shikiuchigumori

ある程度存じているかたなら、この見事な積層様の恩恵は計り知れぬということを知っていると思いますので、これだけでノックアウトでしょう。
ムチャンコ側面から吸水します。
その恩恵で、砥面からは全く吸水しません。このやわらかさでありえないほどなのです。
電話帳に水をかける場合どういった濡れかたをするか思い出すと分かりやすいと思います。
積層目はすばらしい砥感と研磨力と雑味の少なさを支配します。


Maruoyama Shikiuchigumori
研ぎたて即

Maruoyama Shikiuchigumori
10秒くらい放置あれあれ???

Maruoyama Shikiuchigumori
30秒未満ソンナアホナ!?
コレモアリエマセン。

土橋さんに話しかけて首を元に戻すとこの有様なのです。
砥石革命キタリと脳裏に電撃的によぎりました。
こういう振る舞いの石は何が何でも握るように!!!

煙硝(砥石の元となった堆積プランクトン中の蛋白がそのまま硫酸塩や硝酸塩として残っている砥石で、酸化雰囲気が非常に強く温泉地のような臭気を持つ砥汁を作り出す)のどぎつい物クラスの鉄の華が酸化色を呈するスピードです。
しかも、相当研磨力が強い砥石で鉄分が多く砥汁に混入しなければなりません。
だだ、この丸尾山敷内曇巣板は、煙硝気は全くありません。
ということは、一般的な酸化雰囲気強度でありながら、鉄華即錆を呈するということに他なりません。
考えがたい状況であることをお分かりいただけますでしょうか?
この場合の条件は二つ。

1.研磨力が非常に強い砥石で、砥汁中にたくさんの鉄の華が介在しているということ。
2.鉄の華が非常に可憐で小さいもの。即ち、強烈に生地が細かいということになります。

1.は錆び色を呈する鉄の華の量のことを言い、当然量的に多くないと、目に見える変化として望めません。
いうまでもない当たり前な話です。
2.は、いきなり大きな丸太に点火するのと、鉋屑に点火するのではどっちが楽か?問うていると解釈してください。燃やしやすいのは、小さい細切れになったものというごく当たり前な話で、酸化しやすさも同様です。
では、1.があって2.がない場合というのは、荒砥石とかダイヤモンド砥石で研ぐ場合が当てはまります。
この場合鉄華即錆はもちろん観察できません。
鉄の華自体が大きいので、量は多くとも酸化も穏やかであるということになります。
それで時間さえ整えれば観察できるかもしれません。

私が、おべんちゃらで申しているのであれば、これらの画像を挙げることは出来ません。
ましてや、画像に関して日常的にごくありふれた原理と法則に則り理由だてすることも不可能なはずです。
結果と原因。この二つを常に組として挙げているつもりで、あとはご自身で確認してにやり笑いしていただくだけとなっております。

どれか一つしか天然の仕上げ砥石がもてないというのであれば、間違いなくこれです。
そのくらい抜き身出たものです。
鉋しか研いでませんが、この仕上がり肌。悩殺であり罪な砥石です。
またしても例のごとく話し込んでしまい、ご馳走いただき帰宅が23時。
ご馳走様でした。

2009年06月17日 Category : 砥石誂え

で、私もびっくりなのですが、マジで面つけにきて頂いちゃいました。
東の気がとおくなるようなところにお住まいですから、移動費とか考えると申し訳なく思います。
私なら絶対行かんです。あきれるくらいがんばっていらして、話しかけづらいほど。完全にお一人の世界に飛んで・・・
新たに誂えていただきましたダイヤの四角柱のブロックの耐久力実験もかねて昼から日の暮れまでごしごし。

#200,300,400,600番とあるのです。
持ちやすくていい感じ。
特殊カーバイドスチール母材を採用して、ニッケルのプレート二枚でダイヤをはさんでおり耐食性と耐脱落性が飛躍的に向上!
何度も駄目だしして、平面度は今までの替え刃式ダイヤと同格。
裏押しはアカンですが表のおろしや面の修正に最高です。
歩留まりと単価のバランスがが最も伸びる50x150くらいで、お願いしてみましたので、あっと驚く単価でお出しできると思います。

日の暮れには、絶叫必至の赤ピンの梨地フラッシュとか、明るい緑板とか、柔らかむらさきの超特級品が出ましたが、それれは面つけがんばっていただいたかたのものです。
もちろんお疲れさま価格で!
ありがとうございます。私のお手間も浮きましてウキウキ!
楽しそうな面つけも日ごろの行事となると萎えるものなのです。
私も頂きましたうなぎパイ食べてがんばります。

面つけ
伊予鉢
これ、おみやげ
めだかちゃんの赤ちゃんがたくさんいます。
奥様のご機嫌とりようになることを祈る。
2009年06月01日 Category : 砥石誂え

今日は、カットの発注が溜まってきていい加減怒られそうなので、一気に切りました。
 

 

2128-3 これが元の#2128スペシャル青砥原石

Cut the stones-1.JPG Cut the stones-2.JPG
真っ黒くてかなり硬くて無傷の超特級青砥がざくざく取れました。
これは非常にお買い得な原石で、しんじてくれてありがとぉ~でした。
原石ものの販売は、リスクはややありますが、良いものが取れたときにはとてつもなくお得なコースとなります。

かためは、積層面に沿ったところを研ぎ面としますから、画像のような感じで切ってイキマス。
横におわす方は先日のスペシャル黄・赤の無傷板。
これは右が切った型で売れたので、左75*205のかなり厚板で残ってます。
いかがでしょ?

Iyo bonsai pot-.JPG
で、最近めだかちゃん卵集めに呆けてしまうきっかけを作った伊予の鉢。
水につけると、ひじょう~~~うに発色します。
毎日卵が増えて、どんどん赤さんが出てきておもしろいですね!
最近ただの観察日記っぽくなってきました~。
いろんな品種の赤さんがいますので、大きくするのが楽しみです。
伊予鉢作成のお悩みは、はかどらんことです。
5月の連休に伊予でかなり作ったものは、村のおば様やGALに持っていかれてスッテンテン・・・
大口の発注に対応できなくて非常に参ったしていたのですが、日曜に私の無理な要求をいつもかなえてくれる、マシーン屋の立会いのもと、ざっくりあけてみました。
結構想いの仕事スピードが出せるものとなりました!!
あとは、耐久性です。コンクリドリルは、びっくりなほど坊主になるのが早いので心配なところです。
すみません本気出して作りますのでも少し待ってください。
ちなみにこれは、ご予約物でもうございません。
ガンバリマス

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