鑿の裏側
裏側の名称です。
かっこうにでっぱった段差が ありますと、深くつけません。
材にあたって傷が付きますので・・・
少しでしたら、金盤での初期なじみに+に働きます。
この辺りに鍛冶屋さんの ものづくりに対する想いがにじみ出てきます。
脚は かっこうと共に、裏が同一平面上にあるがための 定規となるところです。
太く大根脚になりますと 切削抵抗増および 次に裏押しするときに、研ぎ下ろす面積が大きくなるのでしんどいので、何一ついいことありません。
フィギュアのスケート靴ブレードやスキー板の幅が狭いのも、これとまったくおなじ考え方です。
鉋台が二点・三点接地であることを知るならば、脚も細い方が何かとよろしいと お気づきになるはず。
そして、かわいい女の子のように 細い足を維持させるためには、裏だしをする以外ほかありません。
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