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2010年05月31日 Category : 野鍛冶様

いつもお引き立て有難う御座います。
なかおかです。
やり鉋にいたっては、UPさえ出来ずうりきれ・・すみません。

実は今週末に金物マガジンさんの先生の取材ため、わたし運転手いたしますので、そのときに追加の古代ちょうなとやり鉋の鍛えが拝めるという予定です。
伊予のおやまもマガジンに載るかもしれません。

伊予住みの先生と懇意になさる方のご協力で動画も増えました。Youtubeより4本です。
白鷹 幸伯先生 古代斧(ちょうな)を鍛えます! 白鷹 幸伯先生 手返し 手早く丁寧に 白鷹 幸伯先生 SLMC古代復元釘 延べ 手返し 白鷹幸伯 先生 古代釘鍛造
古代斧(ちょうな)を鍛え 手返し 手早く丁寧に SLMC古代復元釘 延べ 古代釘鍛造
あ続きまして、ご協力もありPDFゾロゾロできあがりました。 N.K様に感謝いたします。
http://www.330mate.co.jp/PDF/
どんどこ増やして行こうと思います。
包丁・竹中道具館・松屋旅館釘・切り出し・槍鉋・先生レジュメ日本の古建築と和釘
一時間はご用意くださいませ。読むと欲しくなるのである意味ドクドクです。お気をつけ下さい。
PDFは印刷してお送りも出来ます。何ぞお求めの際にリクエスト下さい。

伊予から帰宅後、頂きました通信内容によりますと、
私が伊予を発った後も、石にかじりついていたご様子・・・誠にお疲れ様でした。

伊予上尾北 白鷹先生 川登? 白鷹先生 断層公園  
左から、上尾北端露頭破砕前・川登?・衝上断層にかじりつくおちゃめな様子。伊予の地質学や砥石に精通なさっていらっしゃるんです。
このたびの北端露頭は、層がもめておりとても悩ましいもので、先生の石かじりに火がついてしまったようです。
いずれにせよ石かじりというよりも、鉄のほうを引っ叩いて頂きたい様な?ないような?

寺工向き駆け出し鑿 寺工向き駆け出し鑿
ところで、例の寺工向き駆け出し鑿の輪と口金は磨いて味出ししてます!

Led 蛍光灯

LED蛍光灯の作業等で誂えのもの、延長付き用意しますた。
ところが、真髄は固定の明かりとしたときに発揮され、建物配電用の単線(太い銅線一本が導体のもので、曲げにくく硬い)をそのままさしこめるのです!しかも4極!!
並列電源取り出しができると言うことになります。
Led 蛍光灯 こんなかんじになってます。画像はより線ですが、単線がワンタッチ結線可能です!!

Led 蛍光灯 それでもってこの万能台!摩擦色移りなし。ゴム的な弾性で割れぬ。とどめに下穴なしで、どんなビスでも直に打てる。結構な優れもの。それで、固定用の明かりの時にはとても便利に働きます。

Led 蛍光灯5通りの組み合わせと使い道があるということになります。
仕事のあかりだけでなくて、新築・リフォーム・電工さんの器具見立てにも使えると思います。
旬になりつつある上に、器具から導入コストのみを考える事でさえ、イーブンになりつつあります。
管だけだとランニングコスト込みで得をするという、気の長いはなしですが、新規に導入する場合は、イーブンでよろしく!!



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2010年05月28日 Category : 砥石

現在、明石大橋のしたの文化財関係の応援大工さん急募の件、解決いたしました。
ご協力ありがとうございます。この場も借りてご報告まで。逐次おのおのごれんらくいたします。

さて、テストピースその二です。伊予での写真で山の中でパンクしたタイヤの上に乗せてます。
ついてないこと!トホホ
Iyo Test piece 伊豫テストピースIyo Test piece 伊豫テストピースIyo Test piece 伊豫テストピース非 常に妙なもようがでてきました。

伊予のおやまの破竹 たけのこお 山では石採りより破竹採り!!春は誘惑が多くてイカンデス。

ダマスカスと伊豫通常の墨流し刃物なら、軟質の白で思いっきり模様が浮き立ちます!
右半分が伊豫を当てたところ。

Magnesia MG70 #6,000 whetstones マグネシア砥石Magnesia MG70 #6,000 whetstones マグネシア砥石Magnesia MG70 #6,000 whetstones マグネシア砥石
これは常三郎さんと砥石と交換したマグネシアM70 #6,000 70*200*24mm
シコタマございますよ!
独特の高級感ある研ぎ感と研磨力がおいしい!
あつさ24mmもあってとてもお徳ながら激安です。
久しぶりに研いで見ました。Youtubeに今後は挙げて行きますね!
ところで、ピンクのいい感じに解けた伊豫!1,000-6,000+#の感じの、ワイドレンジ伊豫砥!抽選が待てぬとか実戦向きで登場機会の多いものをお 探しなら、こちらのテストピースオススメ。
わしゃ~何ぼのモンでこうたるワイというお方いらっしゃいましたら、ご連絡ください。
そこそこのがつさなので、お売りするということでよろしくお願いします。

2010年05月24日 Category : 砥石

急な出張で申し訳ありませんが、なかなかの伊予が出ました。
山主様より、「なんぞ柔い物がでよる。」とのことで、大雨でも関係なく20日ころから がんばらせていただきました。
実は連休中も、伊予のお山に行きはしたものの、このときは大敗を喫してしまいました。
このたびの出で、リベ ンジは果たせたと思います。
このたびの切端(キリハ)は、上尾の最北端に位置するところで、いろいろな石の集約地点であるということで、層がもめ にもめてまして、柱状節理もクチャクチャで粘土質の解けた中に石が転んでいるというとてもまれなケースです。
20100523182322 Iyo 露頭白は全部粘土、左の赤は木目がかる目粗。
実は白鷹先生は連休中とこのたびと二度もおいでいただき、 いろいろ診ていただきました。
古代建築や道具の復元に人生を賭してきた先生ですので、火成岩系の砥石への思い入れ
には頭が下がります。

Master Shirataka先 生と我が主様のあつい談義。
先生の後ろに我がテストピースの山。この多くは廃棄となります。

先生にいただく質問で記憶しているのが、どうなったら 砥石として選別するのか?
という問いでしたが、正直なところわからんなのです。
結合度は、ハツリではたいて。
研磨剤結晶の成長度 合いが最も重要でこれの見分けが難点です。
もう一点、粘りも保水性能をはじめ使用感や品位を決定付けるものでこの見分けはなんとも言葉で言いあら わしにくいところです。
おおむねはこの三つの組み合わせで、伊予のかわいらしさが決まってきます。
これは、主様とお話し合いの上、どんな 顔がドコソコにある確率が高いといったような、超適当な方法でしか当たれません。
さらに難儀なことに、熱水鉱床の暴露具合の差が、一肌変わると雲 泥であること多く万歳です。それで同じような石がなかなかまとまりません。
このたびのものは礫と礫の間に貫入した、目的鉱床の端になっており、ご く細く、よくよく煮えたぎって粘土化しているものが多くなったのと考えてます。

連休は大敗!このたびは、量は2Ton切るほどの僅かなも のでしたが、あらゆる種類が出て大勝利を収めたものと信じてます。

Shirataka kiridashi白鷹先生に、跳ねものとしていただきました大仏殿地金のサンドビック切り出し!!

Shirataka kiridashi and Iyoこのたび軟質目粗 の粗から上中砥石の働きと桃白の目〆二枚のみで研磨機上がり級のものに当てさせていただきました。

Shiratakakiridashi簡単にこの程度まで、生地の精細さが昇ります。大仏様の地に木目くるくる模様が浮き立ってきました。
目粗で目〆をこすって目起こししたもので手早く傷が退きますし、注水は一度きりで研ぎます。
ただし、後半は刃物の重さだけで研がねばなりません。
大仏様地金は特に軟質で、つめで押すだけで巨大な引け傷を作ることができます、無駄に力が入ると引け傷をバッサリいただくことになります。
ちょろっと、なれというか研ぎ技術が必要ですが、この手早さと京都の粘板岩砥石にもなくて、加えて肌艶の妖艶さは伊予独特ともいえるでしょう。
ホントに、京都の石は当ててません。しかも工程5分ソコソコです。モチロン裏は押しませんので刃先はニョロニョロしてます。
殆どの京都粘板岩砥石もここまでは至れぬと思いますが、力加減のシビアさは伊予のほうがはるかにあるので、ちょっと神経が減ります。
最後の一押しのみ上質な京都粘板岩砥石で上げたほうが無難かもしれません。
腕だめしというか、怖いものお遊び的な感覚で、このテストピースは今月のプレゼントに載せましょう!

20100523150912日曜に、先生宅に訪問いたしましたところ伊予をいじっていただいておりました。
一とおりの品種はお渡ししておりますが、伊予の硬いもので仕上げた切り出しにの面白い艶に驚いていただきましたが、
さらに驚きの包丁がありました。

20100523155526201005231555462010052315555820100523155633
元、柳と出刃!!
こいつはびっくり。柄も朽ちかけたり、手の形に凹んでいたりとすごいです!
本職の方のもので、使用後に研いで磨いていたそうなです。
ここまでお使いいただくと、ものづくり冥利に尽きるというものです。
がんばらねば。。

2010年05月13日 Category :

tag : ハイス
今度は短足ではない51ハイスの黒仕上げの登場!
なんと従来の短足と同じ程度の価格帯で考えてます。
  • わざわざ手槌で頭を叩いて、風呂敷様の模様をランダムにつけていただきましたので、絶対ハイス製品であるとはわかりますまい。写真では頭の模様が見えにくいのですが、なかなかいまどきの槌目とは違っていいあじ出してます。
  • 黒で染めました!
  • 鋼は激薄!画像ご覧あれ。
  • そのかわり刃研ぎは、中すきまんまで化粧研ぎはしてません。
常三郎 進化し続けるハイス鉋のススメ 裏だし不要ナメンナヨ
の記事もあわせてどうぞ。

ツバメ鋼は国産で、東郷犬首とほぼ同じ組成の鋼としてできたかつてのタングステン系ハイス。でもグラインダはあまり向きません。
51はモリブデン系ハイスで、タングステンの希少価値が上がってモリブデンをその代用元素として添加しほぼ同じ働きをするといわれるもので、耐熱性能はよりよろしいものです。

よくよく、ツバメはokで51は魂がないから駄目とかいわれますが、ツバメは実は超特殊鋼ともよばれる鋼と同一でして、どちらも高度合金鋼(混ぜ物が多い鋼)であり、大きな違いはタンセツ性、耐熱限界、wかMoと発明された時代くらいです。
純鉄から遠い鋼を近代量産っぽいという理由でpassというのは不思議な話になります。
今豊富にある素材は敬遠されがちなのですが、よいものだから量産に乗るというみかたも出来ます。

51は、耐摩耗性に優れるので、研ぎも難儀になります。それで薄く鋼付けして一般鋼と同じ手間でも良い刃がつきやすいように狙いました。
51は重負荷、過負荷で降伏する場合、刃欠けよりもまくれを生じます。過酷に使う場合は、裏だしせねばかえりが取れにくく切れ味が出ません。

51玄ハイス 60mm

51玄ハイス 60mm

51玄ハイス 60mm おさえ

51玄ハイス 60mm

51玄ハイス 60mm おさえ

51玄ハイス 60mm

綿帽子 51玄ハイス 60mm

綿帽子 51玄ハイス 60mm

綿帽子 51玄ハイス 60mm

綿帽子 51玄ハイス 60mm



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