伊予砥物語
この日は、日の出とともに山に入り、午後に陶匠様や山本先生のところまでお伺いさせていただきました。


212ページ見開きA4。
砥部にお住まいの山本典夫先生の、著。
砥部で碍子を作っていらっしゃいます。
砥部町議・文化経済学会会員
著書に
「砥部磁器史上」
「砥部焼きと松前のからつ船」
「砥部焼歴史資料1」など
連載に
「生活を彩る」(愛媛新聞)
「愛媛の陶芸文化」(えひめ雑誌)
など。
サインまで頂いて感激~
後生大切にいたします。
標高460m!私が主に現在採集している山主様の蟻の木・砥石谷・上尾(uebi)や標高900m以上のところにある瀬戸に関する、私の持つ文献や資料を次の機会に一度お渡ししたいと考えております。
私には、高野豆腐風の脳みそが装備されているせいか、覚えが良くありませんし、物も余りかけません。
今まで職人さんとして体を厭い二本の脚は至って健康ですので、いろいろなところに赴きお話を伺い、触れたりこの目で確かめることは出来ます。
伊予の砥石のことに関して、記憶している方や携わった方は時の経過により、御高齢であることは否めません。
今でないと知ることが出来ない貴重な情報も数多くあると思います。
山本先生は、そのことを肝に銘じ自ら伊予砥物語を刊行するに至りました。
明治七年の統計では、京都の仕上げ砥石に次ぐ第二位の生産額を挙げ、その歴史は京の二倍近く古く、500年代には古墳から長方形の伊予とが出土したと聞きます。
焼き物の原料となる陶石は、伊予砥の屑の捨て場と処分に困り、約250年前に今時の言葉で言うリサイクルという形で生まれてきたものだけれども、著書では1300-1400年の歴史を持つといわれる生みの親とも言える伊予砥は後に衰退し、四半世紀以上前に途絶えてしまったこと。
先生の著書の前書きおよび、直接うかがったお話では、
「砥部は、砥石を作る部落の意で、ものが消え行くのは世の流れかもしれないけれども、砥部町にとっては象徴をなくすという残念な問題であり、人々の記憶から消え去るには余りにも重たい歳月ではないか。」
とのことです。
私の想いも同じです。
この日居合わせていただいた、龍泉窯 伝統工芸士 池田さんも同じ想いだと思います。
これからもかわいい伊予砥を作ってみたいと思います。
もちろん部数は少ないですが、この本提供させていただくことも可能です。
よろしくお願いします。
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コメント
なかおか様
ごぶさたしております。
11月18日のギター展に出品する楽器の最後の追い込みを行っておりました。
なんとか、ギリギリ目途が立ちました。
その間、そちらでは田斎さんの鉋も復活し大変嬉しく思います。
「伊予砥ものがたり」大変興味があります。
一冊斡旋していただけないでしょうか。もちろん代金などかかる費用はお支払いします。
宜しくお願いいたします。
Posted by Kiyond at 2007.11.15 21:52 | edit
きよんどさま
なかおかです。
お疲れ様です。
私も職人さん仕事が入り、身動きできません・・・
伊予砥ものがたり。送料込みで2400円でお送りいたします。
よろしくお願いします。
なかおか
Posted by なかおか at 2007.11.18 22:44 | edit
なかおか様
お忙しいところ申し訳ありません。
¥2400銀行口座へ振り込みいたしました。
お手すきのときで結構です。急いでおりません。
宜しくお願いいたします。
Posted by Kiyond at 2007.11.19 09:15 | edit
Kiyondoさま
なかおかです。
ありがとうございます。
本日発そうです。
よろしくお願いします
なかおか
Posted by なかおか at 2007.11.22 00:09 | edit
なかおか様
「伊予砥ものがたり」無事に届きました。
たいへん興味深く読ませていただきました。
産地ごとにその歴史が述べられているのは意義あることだと思います。
これから砥石採掘が復活した際の道しるべとなるのではないでしょうか。
欧米ではちょっとした日本ブームが興っていますが、
ドイツから送られてくる木工用品のカタログにも10年ほど前から日本の道具が掲載されはじめ、今ではかなりの量にのぼっています。
http://www.dick.biz/
こういったところへ伊予砥も販路を広げれば需要は大いにあるのではと思ったりもします。
何といっても1500年の歴史がある砥石という
キャッチ・フレーズは、欧米人の心をくすぐるものがあるのではないでしょうか。
Posted by Kiyond at 2007.11.23 19:34 | edit
kiyondo様
なかおかです
お疲れ様です。
ディックの社長さまはこの間三木にいらしてました!
実は、私 英語はそこそこ解しますので、英語でやり取りする中、かなりの石を色々な商社様に卸しております。
専門用語や、向こうにはない概念がありますので、どうやって言いまわすべきか・・・悩みます。
ドイツの方は、妙に玉鋼に凝っている方が多く見受けられ、米国・豪州は価格勝負といった傾向を感じます。
イタリアも日本の砥石が好きな方が多く、なぜか硬いのが人気ですね。
ヨーロッパ圏のかたの英文法やスペルミスで何をおしゃっているのか分からないことも多いですが、それなりに楽しんでます。
滝川クリステルさんが羨ましく思え、語学ももっと解するようになりたいと思いますが、取りあえず荒砥石の職人さん。言わば礪匠(Reishou)(tonotakumi)を志すべくもっと山奥でジタバタする必要がまずあるようです。
よろしくお願いします
なかおか
Posted by なかおか at 2007.11.23 19:58 | edit
なかおか様
もしやとは思っておりましたが、もうすでに海外へは販路を拡張されていたのですね。
砥取家さんも広く海外へ出されているようで、
今の時代では当然のことなのでしょうね。
そうすると、あとはいい伊予砥を掘り出すだけですか・・・
大いに期待しております。
Posted by Kiyond at 2007.11.24 13:13 | edit
Kiyondoさま
なかおかです
お疲れ様です。
観光地の神社仏閣でお仕事する機会がありましたので、そのころよりいろいろつながりができてくるもので、海の向こうの方と色々情報をやり取りすることはとても価値があることだと思います。
言い回し方にこれといった答えがありませんので、大いに悩みながら愉しんでいます。
結構面白い論文を頂きました。
これによると、標高460m玉谷の砥石谷は伊予砥と類され標高900m瀬戸は瀬戸砥と独立して類別されてました。
煙硝のカチカチ岩盤に囲まれ小どれですが、みょうちくりんな石がかなりありますので、年末にもう一度行きたいと思います。
しかし、強烈な勾配と高地の寒さでむづかしいかもしれません。取りあえずは、活字となって載っていることに、ちょっと感動しました。
機会がありましたら、焼き焼きして御送りいたします。
なかおか
Posted by なかおか at 2007.11.26 00:57 | edit