伊予尽くし。 伊予砥
日曜に愛媛 伊予に渡り、キウイもぎを一日がんばって、日曜は早朝より砥部に入りました。

標高460m玉谷地区の最北端、蟻の木付近の露頭

ひとつ南隣の砥石谷付近の露頭。一個サンプルに転がしてます。

砥石谷のまん前に住まわれている、おじ様と谷を突き進みます。
石を持って何往復したことか・・・


谷には色々な種類の石が転がっているので、ウハウハです。
蟻の木と上尾の山の間に挟まれている砥石谷には両系統の石が転がってきております。
持って歩けないので、おじ様が頑張って大ハンマーで割ってくれているところ。

昔の人が、露天で採掘したときの跡と聞きます。谷の奥からこんなものも出てきます。

谷に落ちていたもので下の原石のかけらにご注目ください。雷管(火薬を入れ密閉する筒)を入れるための穴を掘った跡が確認できますか?
露天で発破(ダイナマイト)をかけていたと、現地のおじ様がおっしゃっておりました。

西に大きく外れた道沿いにもなにやらあります。


大通り挟んで、サレガ峠に向かう道より望んだ玉谷地区,蟻の木と上尾。
左が北の蟻の木。右が上尾。間の谷が砥石谷になります。

上尾北もこのたび狙いました。露天で豪快にザックリ!
硬さもいいところで期待大!

上尾北より粉々屑石やまを登っている所。

頂上より望む砥石谷

上尾側



石をも砕く松根の力。
ここの石は、砥石としてはちょっと硬め。


西に30分以上走り続け、サレガ峠を抜け久万高原町へ、



標高900m程にある、瀬戸の採掘場。
左半分は、煙硝全開のカチカチでさっぱりダメ。
右は鉄分の散った赤星っぽい模様が主力。
上尾のおじ様のお話によりますと瀬戸の石は陶石としては使い難く、砥石が主でした。

900mですので寒いです。紅葉も終盤。

伊予砥を礎石とした建物がかなりの数砥部付近には残っております。

礫岩ばかりのところもあるのです。


夕方に砥部町内へ降りて行き、の山本先生の社屋の陶板に描かれた衝上断層と外山の風景。
赴きあり素敵。
四国山脈は高く険しく移動しますと、高低差が激しいのでお耳が痛くなります。
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