あけましておめでとうございます。池内刃物@金物マガジン
あけましておめでとうございます。
ことしもどうぞよよしくおねがいします。
暮れに金物マガジンきました!
前号ではすぐなくなってご迷惑おかけしましたので、多めに頂きました!
何か送るついでにご入用でしたら同梱いたします。
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今回は三木のヤング?な職人衆、三木刃物クラブの小刀鍛治の池内刃物さん登場。
刳小刀は硬めの地金で刃先がめげない様にとか、肥後ナイフの刃は鎬の形状と、負荷を考慮して熱処理と研ぎにいろいろ工夫されたり、今まで面倒で実際再利用されなかった江戸期以前に日本独自のたたらで製鉄された小さな和釘を寄せ集めて鍛え直し地金としていただいたりと、刃物作りの急所を押さえなんでも器用にこなされます。
小刀だけに刃研ぎとか歪抜きのお仕事に非常にシビア!
ぱっと見た目の第一印象で、手にしてみたいと思うはず。
私の鍛えた伊予砥とかいろいろな砥石も使っていただいてます。
鞘付けは、懇意にしていただいている専務様が得意分野で、いろいろな樹種や骨材を持っていらしゃいます。
がんばって干しておいた私の手もちのウバとか白の北斜面物の樫の多くは、削ろう会の方々にお嫁に行きましたので、年末に樫をモリモリ刈り込んでいただきました。
もう少ししたら、よくご希望賜るみかんの枝も刈りにいくやも知れません。
棍棒にすればもっとも殺傷野力の高そうな、ゆずはチクチク鬼の金棒のような材で近寄るのも嫌ですが、柑橘系統は強靭な材で美しく脂が乗ってて素敵です。
エンジの木は頂いてきました。ちょうなの柄になる材です。
材の色など見た目はケヤキに似てますが粘りはあります。灰汁と磨けば黒光りしてきますので紫檀に似てきます。
面白い材です。
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