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2008年01月12日 Category : 野鍛冶様

 本日伊豫は、あいにく雨模様で、おやまには行けず白鷹先生の元へお願いしていた色々な包丁を頂きにあがりました。
ちょうど、伊豫型包丁の水研中でした。
MOV02243.flv sharpen chefknife video by mifuqwai350回転GC合成砥石です。

sharpening_tool2.jpg sharpening_tool2.JPG image by mifuqwaisharpening_tool1.jpg sharpening_tool1.JPG image by mifuqwai
研磨用の治具。かさねや刃形状によりとっても多くの形が要るみたいです。
木片に釘を刺したもののようなのですが、奥が深いとの事。
Iyogata_knives3.jpg Iyogata_knives3.JPG image by mifuqwai
中子は特に厚く剛健に作ってます。
昔ながらの仕込では、柄の中に水分が入って中子もろとも朽ちてしまうことが多いのです。
それを防ぐために、柄の中に耐水樹脂を注入して柄と中子が水分に晒されないようにするための樹脂をお渡ししてきました。
これで、まちからぽっきり折れてしまうことがなくなるかと思います。
より良いものつくりのために、貪欲に改良を重ねます。
Iyogata_knives2.jpg Iyogata_knives2.JPG image by mifuqwaiIyogata_knives4.jpg Iyogata_knives4.JPG image by mifuqwai
研磨前と研磨後の身。昔は銘きりも刻印でなく鏨でした。
Iyogata_knives1.jpg Iyogata_knives1.JPG image by mifuqwai
重ね、研磨せずで参ります。ごまかしようのない一撃必殺仕事。

菜切り・伊豫型・鯵切り(三寸五分)・出刃・柳が基本品目で、五寸から尺越え迄有ります
青か1.2%カーボンの例のしなやかなスゥェーデン鋼付けです。
西岡棟梁の後押しもあり、ハンマーワーク一撃必殺でよく切れ身離れよいゴルフティー型断面成型
片刃・割り込み共に手鍛接による着鋼。
白鷹先生による全工程一貫生産
綱種へのこだわりに勝る焼鈍にかける手間。
tempering_ashe.jpg tempering_ashe.JPG image by mifuqwai藁で作った灰。
赤めた焼入れ前の包丁をこの中で一晩寝かせます。
大工道具では焼鈍は当然ですが、包丁ではまずなされません。
しかし熱処理でとても大切なのが、この地味な焼鈍と言われます。
見ることの出来ない熱処理にももっと興味を向くべきではと思います。
詳細は白鷹先生でブログ内検索願います。
現代のいかなる機械を以ってしても再現できないこの包丁は、道具としてだけの範疇を越えた価値あるものと思います。
しかし、曰く「箱に入れて飾る美術工芸品じゃあるまいし、道具として広く普及しやすい価格で、仕込み・手入れが簡単で、いかに日常に溶け込み生活を便利に出来るものが打てるのかに、道具作りはかかっとる。」とのこと
シンハルさんを思い出します。私も同感ですから、小売価格等価格面は全て決めていただきました。
後に表を揚げておきます。
とびきりの作品は、竹中道具博物館に総和鐵でさらに鋼は下ろし金で浸炭させたもの等ケースごしに見ることが出来ます。
他にもわてつ包丁などなどです。
しかし、先生の見つめる先は多くの方にとって使える道具を誂えるために必要な事とはどのようなことなのか?ということです。
何百年も昔に生まれた和鉄と木炭を用いその一部を鋼として鍛えなおし、古の道具つくりのありき姿を再現して見せることもなされて来たとても数少ない職人さんであることもまた確かなことです。
wakou_Iyogata3.jpg wakou_Iyogata3.JPG image by mifuqwaiwakou_Iyogata2.jpg wakou_Iyogata2.JPG image by mifuqwaiwakou_Iyogata1.jpg wakou_Iyogata1.JPG image by mifuqwai
総和鉄製!鋼も和鉄をおろし金して浸炭させ、鋼として割り込んでます。
鍛えはだを残すやり方との事。
蓋の裏書と銘切りもすべて二代目興光こと白鷹先生によるもの。
無論非売品。
 

 

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