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2008年03月14日 Category : 大工仕事

地元の大工さんと飛騨の大工さんとお会いする機会がありまして、その時に伊賀のお寺の屋根換えしたときに出てきたものを託してくださいました。

ステンが常識の今では驚きの鬼を止める長い和釘と鎹とひえん垂木とハネギを緊結する乳ボルトが二本御座います。
踏鞴で作った鉄はなかなか朽ちないというのもあながち信じうることかも。
昔は、捻子を切るということが容易ではなかったので、乳と反対側にある縦に長い穴に楔を打ち込んで、締めていたのです。

軒先に見える乳の裏側はこんな感じの構造になってます。
もちろん最近の乳ボルトはズンギリに乳がついているだけのもので普通にボルトで締めます。

池内さんや五百蔵さんにお渡しして、小刀でも作ってもらおうかと思います。
リクエストありましたら、何時もの様に絵なり、型板なりおまちしております。
もちろん型板は鍛冶屋さんのガッツを増すためには、この上ない薬となるかと思います。

よろしくお願いします。

 

 

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