池内さんと安平さんがいらっしゃいました~
若き?刃物クラブのお二人様、有田の温州の樹齢40年クラスを集めにいっていたとの事で、帰りに寄ってくださいました。
午後九時前着とお疲れ様でした。
シンハルさんの鑿の柄付けでは、非常に歪等細かい注文いたしましたが、みっちり作っていただきました。
他の、ハイクラス物の多くも安平さんのところを潜って来ており、鑿のお話いろいろさせていただきました。
例の、まちの仕事の件も鑿鍛冶さんとの連携も素晴らしく、良く思慮してくださっていると思います。
播州でしたら、柄は安平さんにお願いするのが一番であると思います。
良い樫材も持ってます。
何故か良く効く鑿は、口金スカートの中とか見えない所こそ頑張った、良い柄がついているからです。
私は太いもの狙いで戴きました!
みかん材長者になれそうかも。干さねば・・・
安平さんへ。コレが当日木槌に関して樫の肌を生かすと言う件です。
放置で脱皮した樫。7年干し!
一丁かわいいの作って見本お送りしますゼ。
コレ、虹梁応援のときに写ってる槌が、扁平なうばめ樫に腐りの入って更に凸凹なおかしな肌のものに、樫の棒を突き刺したもの。10時のお茶のときに作ったもの。5年くらいシバキ倒してます。変な皮ほど個性的で味が出てかわいいもんです。
木口近辺の仕上げは、多角形に削いだだけで、基本は皮をまくったお肌のまま。
みかんのばやいは、鑿・槌柄に皮付きのまま使う方もいます。
天然滑り止めみたいなもんで、樫の割り肌と同じような感じかと。
で、みかんちゃんの太いもので皮付きと皮むきでもやって見ます。
グミで作ると、プラハンみたいな感じになって、私的には違和感あり。
コメント
子供の遊び疲れの所、遅くからお邪魔してスミマセンでした。噂はお聞きしてましたが実際にお逢い出来て光栄です。セブンイレブンで買われたコーヒーメーカーでのコーヒーご馳走様でした。実に本格派でしたね~。ブログにいい様に書いて頂きお恥ずかしい限りです。今、鉋台職人の堀場さんの突き鑿柄を作成中です。個人で持っておられたビワの木を使って8寸丈にします。太さの好みもお聞きしてますが、なにせ初めて触る材(凄く硬そう)ですのでどういう風合いに仕上がるかワクワクしてます。残りの木で追入れor突き鑿にと思ってますので三木刃物クラブにお越しの際は是非見てやって下さい。木槌の件、了解です。気永にお待ちしておりますので・・・。鑿柄と言う目立たない職種に理解して頂いてる方が居られたいうだけでもこれから仕事に張りが出るってもんです。これからも喜ばれるモノ作りをしていきますので宜しく願いします。
Posted by 鑿柄付け職人 at 2008.04.17 23:40 | edit
柄付け職人様(名前ばればれやん)様
なかおかです。遅くなってもうしわけありません。
私は、大工さんの仕事のコアな内容まで良く存じてらっしゃることにとても感動しました。
あまり表ではいえないトコロと言いましょうか核心を突いた問答であ~っというまの一時に感じました。
使い手の職種のことをなんとも研究なさってコレを仕事の叩き台としていらっしゃるので、私のわけのわからんような注文も良く通じているんだとなぞが解けました。
ありがとうございます。
びわも伊予でよく取れると思います。
伊予砥部から伊予中山佐礼谷まで抜けるまでに伊予唐川と言うところがあって、ここも伊予の砥石の産地でした。同時に全てびわで埋まってます。伊予はびわがいっぱいです。
今度こけたものがあったら聞いておきます。
しかし、びわは知りませんでした。以外です。
実は、広島に出張に行っていたときに手間の支払いが伸びに伸びて、よもぎ、タンポポの葉っぱ、柿の葉っぱ、びわの葉っぱを油でいためて頑張った思い出があるので嫌いな木でした。
日本在来種の方のタンポポは生で食ってよし炒めてよしで非常に上品で味わいで美味いです。お試しください
Posted by なかおか モソブデン at 2008.04.26 22:04 | edit