さぼって。石作り
連休から大工さん抜けて、石こさえてました。
機械と道具色々開発して、硬い石でも一人工50枚以上作れるわけです。
非常に硬い石は、ダントツで人工を消費します。
一般高島などの柔らか物の 4倍以上といわれております。
ちょっとした、知恵を生み出すためのthinking timeと機械と良い素材に投資できる事で後の仕事が非常に捗ります。
平成の世に生きる職人さんならば、手道具の延長として、マシ~ンも上手に乗りこなさなければならないと思います。手道具とマシ~ンは表裏一体で、手道具が巧いとマシ~ンも巧いものです。そうでなければ、価格競争や納期にかけることの時間を約束できなくなってしまいます。仕事に掛かる前に、価格と納期を打ち立てる事ができない職人さんはアウトの烙印を押されてしまいます。出来た時が納期だというのは、勘違い甚だしい時代錯誤。
このような経緯で、お安く提供させていただく事ができるのです。
あまりにも良く聞かれて、その都度お答えするのが大変なので、ここで述べさせていただきます。
ちびるような石は確かにありますが、そんなものを100っこ持っていても、仕事は捗りません。
平素使ううものは、ブヨブヨ高島とか神前戸前・大平・新田など、研磨力が大きく刃当たり良く、勝負が早いものです。時間がもったいないからです。柴野さんの鑿とブヨ砥石でも例の切れ味なので、これで万歳です。
一撃の切れ味がほしい時や、気が向かない限り、カチカチの人気の石は使いません。
実は人造も色々使います。
私の場合、石は消耗品の仕事道具なので、飽きたり欲しいかたがいれば売ってしまいます。
仕事が効率的に捗るマシ~ンの方が好きです。
逆プロモーションブログになってしまいましたが、どう考えてもマシ~ンに懸けたほうがコストパフォーマンス大なもので、素敵な石を持つ情熱に欠如ぎみです。
そろそろ本題に戻りまして、高島と新田をやっつけたのですが、高島からす・深層高島巣板・新田とキッチリ分けておいてます。2本境界線が引けますがとの辺りか分かりますでしょうか?
もちろんこれは売り物。目の青いかたからの依頼品もありますが、気になるものがありましたら、一報ください。手間が省ける分激安にいたします。
よろしくお願いします。
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