S様!ありがとうございます。
常三郎ハイス60mm
短足鉋に関して寺ナンゾで使う場合について質問いただきました回答なのですが、メール帰ってきますので、ここに挙げておきます。
中岡です。
こいつは、プレーナーモコモコのむら取りに抜群です。
それで 1.8寸かんなよりチョイ長い台でむら取りすれば、板仕上げ一般にもってこいです。
短い台で小回り利かせてとにかく掛かること重視では、柱仕上げに良いと思います。
シクチの周りがこの方が良くかかります。
あまり柱シクチの周りを減らすと、エリやヨコワの関係上良くなかったり、そもそも大きな木造建築の柱は面取りであることが多いため、なお芳しくありません。
仕上げ段取りとして、1.台はめカッターで面突く2.面しあげ3.柱面仕上げとする場合がこれに当てはまると思います。
尚ヘラシ
鉋としても強力なので、長めで薄い台は、単にきづくりから仕上げにかけての裏ごうむら取り、飛燕の絞りとか、癖垂木の仕上げには手元が決まりやすく私は好きです。
ウラゴウ仕上げの場合、時代式とか親方によって木裏木表を使うばやいが異なりますが、木裏のばやい節がとても多く難儀しますので、反り台のハイスとして、かわら座ののるとこあたりを、仕上げて決める場合も抜群の耐久性と切れ味が堪能できると思います。
下屋や裏堂の節モミソな下等級柱、切り裏を含め節の多い材をやっつけるときに、最もコノ真価が発揮できます。
メキリになって木口気味な材を触る場合も無敵です。
軒支輪とかキオイカヤオイ留め合わせ。尾だるきしたば、オイガタなどなど削り取って攻めたり、仕上げたりすると、ハイス以外使う気が失せて来ます。
研ぎ場に通う回数が半分近くまで減ると思うのです。
気に入っていただき何よりです。
びしばし使って手間を伸ばしてください。
よろしくお願いします
なかおか
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コメント
早速の回答ありがとうございます、板仕上げ一般用で一丁考えたいと思います。7.4寸勾配の尺1寸くらいが適したいるでしょうか?こちら知識もので、いろいろと教えていただければ、幸いです。
Posted by S at 2008.06.12 07:04 | edit
なかおかです
お世話になります。
週末にオーダー台打ちしておきました
暫くお待ちくださいませ
よろしくお願いします
なかおか
Posted by なかおか at 2008.06.16 23:13 | edit