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2008年07月14日 Category : 知っておいてね

よろいとは、巣板の巣の入り方やあわせ砥の目の積み方が研ぎ面に対して斜めになっていたり交差してペケポンになっていることを言います。
832 shinden small renge Ag 3.JPGiyo_and_shinden_2.JPG845 shinden suita 21031 Shinden white Nashiji Suita Ag 2
よろいの例。伊予砥は凝灰岩なんで関係ないですよ。イカンものが研ぎ面に顕著に現れるのです。

もちろん鏨も効きませんし、製品分留まりも悪いです。
生地や硬度もばらつきます。
よろい巣板ではとぎ面に巣がたくさん出てきますし、いつまでたっても巣が消えないのは確実です。
巣板の巣は褐色のおとなしい筋の集まりであったり、空泡であったりします。
これがあまりに集まると、バサバサした触感となり芳しくありませんが、板なりにかたまって出てくれると、簡単に処理できます。サットこすれば退くわけです。
よろしい巣板は、
  1. 巣のピッチは遠くて巣の集まるところと、実のところとの境界も明瞭であること。
  2. よろいは論外で、板なりに平行に走ることが大切。よって巣が出ても処理容易。
  3. 稀にある巣なしは、特級品種。
  4. 明瞭な板なりがもたらす、水を飲まない(吸水しない)性格。
いずれも、よろいがでるとこれらの要件は阻害されますので、まずよろいを避けるということが懸命です。
傾向的に、新田の巣板はよろいが非常に多く、穴の谷や中山は巣がとても近くて、昔はここを発破で砕いて空かして捲ってたわけです。
巣板は横顔が命です。よく観察することをお勧めします。
売り手は、よろいを捌くために、四方を色のついたもので養生したり、台に埋め込んだり、そもそも四方皮付きであったりです。
四方皮付きの場合は、裏面を含めた五面皮付きでかつ板厚が概ね揃うものであって、研ぎ面に目を切った痕跡のような模様が見られなければまぁ無難です。
チョット心に留めて、石をごらんになるとコノヤロと思うはずです。

あわせ砥のよろいも、なかなか鏨が効きません。
非常によく水を飲むものが多くなる傾向です。
板の均質性があわせ砥の醍醐味ですので、このもっともおいしいところが失われてしまいます。
見た目では非常に分かりにくく、原石の状態のものを鍛えるときに発見され排除されることを願うしかないものと思います。
よろいに限ってがついた(厚板)であることが多く、鍛えなおすと斜めに開けるわけですのでペラペラの薄板になってしまいます。
質を省みず、がついたを目指すのであれば、間違いなくよろいから一切鏨を使わず鋸で四面挽き上げて誂えます。
どうしても、ソコソコの価格でがついたを希望するのであれば、がんばりますがお勧めできません。

分かりにくいところがあれば、それについてまた書き加えます。画像はあとから差し込みます
よろしくおねがいします。
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