暑いけど寒い話

京都市内の北西のとてもでかい寺の庫裏です。
大工のお仲間のところに遊びに行ったときのもの。
手持ちの巣板と黄色い色物をスッキリやられてしまいました。





京都四大社寺建築屋の一翼を担う工務店なのですが、結構大工さんが減ってました。
ボスに聞くと「足洗ったぞ」と。
畿内も特に、職人単価が厳しいです。
職人さんになるにはかなり苦労します。忍びない話です。
ムチムチなボスも少し前に会ったときよりゲンナリ痩せ痩せになってびっくりです。
大阪の例のK剛組の職人の頭をやるような子から「大工いくところないかな?」と最近言われて探してみるもスポットはあってもなかなか、腰をすえることのできる纏まった仕事が御座いません。
ホントは砥石より大工さん京都にどうかな?と聞きたかったのですが難しいです~。
もっと東を当たるほかない状態かもしれません。
近しい職人さんには卸値を割り割りの値でもっていって頂くとはいえど、今の状況でみるととてもとてもありがたい話です。
職人さんが底上げできるような時代が来るまで、暫くハラキリは続けねばならぬかも知れません。
キビシ~
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