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2008年09月09日 Category : 砥石

Aoto forg-2良い青砥の原石があったので、傷を確認するために、チョイばつり。
白い筋が出てきてだ~め。
これは石英質なのか?
硬くて刃に傷が付いてしかも根が深いものになります。
更にぐるり一周通る性格があるので、原石自体の値打ちががた落ちします。
概ねポイされるか、見切り捨て値価格となります。

Aoto forg-1反対側まで白い筋が抜けててアウトです。
はつりのタンガロイのチップ刃でも、結構痛んできます。
重ね重ね残念!




青砥の中の白い筋は、ぐるり貫通していることが多く、とても硬い筋なので刃に深い傷がついてしまいそのままでは使い物のになりません。

茶色い筋は、おとなしいです。石の肌が入り込んでいるもので、濃いものが明瞭に一周廻っているものであれば、そこでポッキリ折れてしまう可能性がありますが、よい青砥でまわりこんで入っているものは少ないと思います。
槌で叩くとポクポク面白い音がするような石にはこのような筋が廻っている事が多いです。

研ぎ面は、柾目に使います。仕上げ砥石とは反対です。
木目でも使えんことはないです。
993 Aono Aoto Au6(黒いゴマ)
特級品によく見られる、白いゴマのような斑点とか黒いゴマのような斑点が入っているものがあって、これが柾目の目印です。

青砥自体が、とても硬いものでない限りよく水を飲む石なので研ぎ感と使用感が好みでないと思う方も多いと思います。
干上がってしまうと、どうしても不意な傷がつきやすくなってしまうのです。
これは、青砥の特性としてご理解ください。

硬くなってくると、多くは黒っぽくなります。1085 Aonokotani Aoto black hard 5.5Kg Pt
(こんなかんぢ)
袋状であったり青野山の場合、合わせ砥石のようにつる状であったりする青砥鉱床の芯にあたるところが、硬くなる傾向があって、周辺部は風か入って(空気と雨水による風化作用と思ってね)赤く柔らかで生地も大味になります。
佐伯砥は東隣の猪倉、門前砥は湯の華温泉近辺でマンガンやタングステンとセットで出ました。
青砥も含め、この三種類の砥石の生まれは市内の合わせ砥石と同じく粘板岩で、たまたま花崗岩が下から突き上げてきたときに接触変性を受け、高温高圧状態に晒され焼け焦げて黒っぽくふわふわに仕上がったと想像していただいて問題ないかと思います。
それで小高いモッコリした山の裾野からてっぺんまで多くの断層に断ち切られながら散在して産するという実情となるのです。
育つ過程でよく煮えたものが青砥系統でよろしい火加減のものが合わせ砥石。
青野のお山と谷一つで対峙するお山からは良い合わせ砥石が産します。
このあたりのお山は良く動いたということなのでしょうか?

よく煮えた三兄弟で一番細かい生地のものは青砥で、それぞれ風の入り方によって赤から青~黒とあったわけですから、大体6種類あるということになります。
赤いものが門前砥と思われがちで、実際青砥の赤いものは門前砥として世に出ていたことも事実です。
実際の流通での扱いは、色とか生地で名を割り振られていたことが実情のようです。

994 Aono Aoto crazy yellow Ti  4青砥職人暦50年の方が8本だけ獲ったといわれる黄色い青砥もあります。
こんなもんは例外中の例外。

よろしくお願いします。

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