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2008年09月28日 Category : 大工仕事

西岡棟梁は9/4で生誕100年になります。
毎年、薬師寺系の大工さんや縁のある方が薬師寺に集まるのです。
年の会費は入用ですが、棟梁に関する書籍やビデオを貸し出してくれたり下記のような展示の品物を拝めたりとお勉強になります。

私も孫代の見習い君にあたるので、寄せていただくのですが、親方もそのまた親方も自ら異なる世界に旅立ってしまったり、どちらにおわすか分からなくなってしまいました。非常にキビシ~世界のようです・・・

もちろん白鷹先生も伊予からはるばるこの日のためにいらっしゃいました。
朝の空いた時間に奈良の南方の畝傍山というところの「変性流紋岩が中砥石になるんじゃぁ~。」と原石集めをなさってから、約40Km離れた薬師寺まで電車で10時前には到着。
お元気で何よりと言うか、どうしようもなく伊予砥をはじめとする中砥石がお好きなようです。

 西岡棟梁の1000年持つ建物は1000年育った木を用いねばならぬと言う考え方は有名です。
当然ながら釘もまた、1000年持つ釘でなければならず、高炉による現代量産製鉄では、燐.硫黄.等の鉄を脆化させ中から腐らせてしまう介在物の完全な除去なくしては実現は難しいのです。
かといえども日本古来の踏鞴製鉄法では採算的に不可と言う大問題を、乗り越えるために白鷹先生ともに多くの人々の尽力によって生まれたSMLC材を以って釘の復元も成し遂げ、同時に槍鉋をはじめ飛鳥や天平の多くの道具も復元なさったのです。
先生の多くの復元道具類は総て、300年以上昔のものと思われる和鉄をおろし金して鋼とし、出来上がった多くの作品は、竹中道具博物館で見ることができます。

木の偉人としての西岡棟梁と、”金属の王たる哉”(きんぞくのおうたるかな)と書く、(旧字体の鉄、くろがね)の偉人である白鷹先生は、真の復元を推進める原動力の両輪であると信じてやまないのです。

 白鷹先生は、お会いするたびにいつもおっしゃるのです。
偶然に百貨店の展示場で出会い、東京の木屋から伊予に一日も早く帰って、家業の鍛冶を継いで親を助けるようにと。棟梁に背を押していただいたこと。
棟梁に、槌を握る決心を与えていただき、一介の田舎鍛冶を今日まで鍛え上げてきてきてくれたこと。

また、先生は外出の際のかばんに、お二人だけで写る写真をいつも大切にしのばせています。
私は、思うのです。
棟梁は、の偉人を誕生させるきっかけを与え、先生は全力で棟梁の下支えをなさってきたのだと。
棟梁は先生に全幅の信頼を寄せ、の復元を先生に託していたのだと。
きっとお互いの人生の中で、お互いが欠かすことのできない出会いであったと。

画像を押すと大きくなって説明つけてます。
来年の木魂忌は春だと思います。参席御希望の方はお知らせ下さい。
よろしくおねがいします。

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