私用鉋のすとっくがぁ~
初日に伊豫が手持ちの半数以上売れ、2日でほぼ完売です。おおきにです。 やっぱり、使い方を実演してどないなもんぞな?とやると美味しく見えるものなのでしょうか?
帰って、増産しましたのでまたぼちぼち出します。 多くご要望頂きました、クリーム状のものではなく、結合度も甘く生地も荒々しい鉄食みザックリ下ろすものは、ホントにもうありません。
どの山のどの柱状節理から出るものなのか良く調べておきますが、一尺しか違わない一個隣の柱とかでも異なった性格を呈しますので、当てにはしないで下さい。 私的には出ている時に戦ってゲットして欲しい物です。
大会終わりたてで、遅いと怒られそうなんですが、以前より樫台くれとおっしゃっていた方へ贈る樫。

この子は私が、本堂立てる時の遣り方のお供に行ったときに邪魔な樫を伐採した時のもの。
お山の北の日陰で手付かずの山の中で厳しい生存競争を勝ち抜いて、少しずつ育ってきた勇者です。
既製品の樫台とはまるで違います。
いいお樫で台打ちするともうそこいらの樫には戻れません。
材が油を吸わせたり使い込んでいるわけではないのに琥珀か飴色をしており、非常に硬くかつ粘りがあります。
割って木取りするといつ台直ししたのか忘れるくらいよいものになって、台より刃の方の命が尽きることもあると思います。
確か6年以上寝かしてます。
本とは乾かす途中でワットかにゃならんです。
しかし、このたび久しぶりにちょん切ってみると菌が入ってきのこさんが生えとるではないですか!
こうなるとアウト!
もう自分用の台を打つ気が無しになったので雑に管理していたわけです。
上半分があうと!ちょっと反省
良く安い込栓とか買うと、こういった菌に冒された樫とか、お笑いの場合は楢とかが混ざっていることもあると思います。勿論打ち込む途中でポキンです。
あともう少しあるので、台を打つのにこなれた職人さんに差し上げますが、菌床と化して使えんかもしれません。
私が持っていると、きのこが生えて終わりでしょうから、樫にも気の毒です。
宜しくお願いします
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