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2009年02月08日 Category : 砥石

園芸立国オランダの卸売りやさんよりこんなビデオを作っていただきました。
大麻の種を仕入れろとか言わないように。
あれは炒って食べるだけにしましょう。
勿論EU圏販売に熱意を注いでいただいていらっしゃる方で、バリバリ挽かせていただいております。
タイル砥石が盆栽はさみに良いようです。
この型を提案してくれたのが池内刃物のナンモ専務もとい何でもする専務さまです。
初めは、内心「クソシンドイショボイサイズ言うてきよってかなわんわ~。」とおもい何度かお怪我しながら挽いていたのですが、これがよいみたいですね?
私のショボイ価値観で物事を分別してはイカンということで、深く反省しております。
とはいうものの小さいものを挽くのはやっぱり怖いですね。

向こうには京都山城銘砥と伊予をごちゃで送ってますので、Kiyo mateという面白い名前を賜りました。
漢字で京豫銘砥と書くみたいです。
EU圏の方のセンスには粋なものがあるものです。

オランダは冬は寒くて池でスケートが出来るほどで、干拓で国土を広げた国ですから、平地ばかりで日本のような山国が信じられんという事です。
ベネルクス三国(ベルギー オランダ ルクセンブルグ)は国名は違えどとても仲良しでベルギーからは砥石も出ます。

しかし、ドイツの職人さんの地位は高いようですが、オランダも日本もあまり芳しくないようで、オランダのかのお方も実はガラスの職人さん。

何と、ステンドグラスだそうです。
伊予砥でぴかぴか!ありがたや!
こんな小さい盆栽が流行ってるらしい・・・伊予の砥部に鉢Orderすべしとのこと
kiyomateセット€建て

彼も私も思うことなのですが、職人さんは一般の方にできないような特殊能力を持つ者で、かつ金銭的対価で評価されるという事が、根底の条件。
だから、同じ能力を持つ方が多いとお安くなります。
もう一点見落としがちなのは、注文主の思いを汲み能力と照らし合わせてどう見せる事ができるか?
という事はないがしろにしがちです。
一工員で、与えられる仕事をこなすだけなら上等ですが、今のご時勢なかなかコレでは苦労すると思います。
それで、職人だからこそいろいろな方ともコミュニケーションを試みる事を面倒と思わず、売り込まねば食え無いという危機感があったわけで、色々な知識を広く身につけるべきでそれは色々な切り口で物事を扱ったり、そもそも知恵や経験を養う上での良いたたき台になると思います。
知識に頼るのみではこの職種では無理がありまるで駄目であり逆に、ちょっと残念なのは、頭が悪いからという理由で「職人さんしかなれないや。」という考え方というもあることでそれはちょっとケシカランとおもいます。
何より大切な職人の生命線である勘の多くは、色々なところから引っ張り出される知識が寄せ集まったものが零であるならやはり零に終わってしまうものだと思います。

 私は、一人でフンころがしのようにひたすら作業に没頭するのが好みで、日本語以外の言語なぞイランと思っておりました。が、しかし
地方の出張仕事での思い出です。
散歩か?卒中仕事を見に来るそれはそれはお美しい青い瞳のお姉さまが、飽きもせず謎の言語で話し掛けながら仕事をよく見に来るではありませんか!
それで、「あのおかたがいらっしゃる英語の壁の向こう側にはどんなに素敵な世界があるのだろう~?」ときになって仕方がなくなったわけで、A-Zまでの26文字が総てLOVEの4文字に見えてくるわけですから、自動的に夕方から寝てしまうまでひたすら勉学に励んでしまうわけです。
知らんということは実に不幸な事で、言語で言うなら1/46の方の言う事しか理解できぬということです。
Make LOVEも1/46です!
ちなみにオランダNLはオランダ語です。
しかし、日本人以外の多くの方の英語スキルは我々のものより遥かに上です。
我々の頭の上には内弁慶にさせてしまう透明のちょんまげが載っているようなもので、経済のみが開国しているだけに感じます。
ムフフ




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