包丁の高級仕上に必須の天井内曇巣板の挽き粉

天井巣板は比較的柔らかなので、チップソーでさくさく挽けます。
良く内曇粉といわれる奴です。
今日は、この箱どっさり丸ごと田中一之刃物製作所さんへ出荷。
厚みの厚い物で低い回転数で挽くので、結構な量の粉が出るわけで、これをざるでふるうか上澄みを取ることで、細かいものを選定できます。
高級な刃物の霞み仕上?にとても必要なのです。
去年下半期で100Kg近くできて、殆どが三木の包丁の田中さんのところか堺の研ぎ士様のところで役立てていただいております。
個人的にお使いになるときは、消しゴムを水で濡らしてこれを取って鎬をこすって艶出しするか、さらしなど普通の布に水を含ませて、粉をとるのもよしです。
良い刃物を持つ方ほど、粉の使い道は広くなると思いますので是非お役立てください。
伊予の粉は金盤や砥石に振りかけるだけではなく、そもそも砕け散るのが非常に早いので、含ませる水の量・力加減などで色々なパターンのつやだしが出来ますから、是非あわせてお役立てください。
砥石の粉も使い方で魔法の粉に成ります。
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