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2009年03月25日 Category : 鋼材

ご質問いただいた件に関する回答なり。

というのは、一言で鉄が主成分の炭素をはじめとするものを含む合金
Cr(クロム)がある一定以上の度数あるとさびないステンレスと呼ばれると思います。
純鉄は柔らかで、比較的耐食性があって、なかなかさびが進行しにくいのですが、
C,P,S(炭素、りん、硫黄)といった主に元素周期表左よりの非金属が入ると酸素を呼び、さびやすくなります。
Cは、第一のとしての性能である熱処理による硬さをもたらすことが出来る元素で、不可欠であり、P,Sは脆くするだけで出来るだけ排除したい有害元素としてよく知られます。

の種類が、よくとりだたされ注目されがちですが、熱処理の環境とか、化石燃料はりんと硫黄を多く含みますので、コークス漬けの期間が永いと言った事の方をむしろ思慮することかもしれません。
しかし、これらは目に見ることや、数字であらわす組成表などのように形のあるものではないので、気にも留めないものとしてあつかわれがちです。
どちらも、対等の力関係を持つ知るべき本質である。ということは確かであると思います。

鉄と兄弟の遷移金属元素や特に重たいタングステンなどは、いろいろ恩恵を与えてくれて有用です。
総じた共通点は、錆び難くする力が大なり小なりあって、Cr,W(クロム、タングステン)を含む青紙は、白紙より少しさび方が違うということも注意して扱っているときづくと思います。
合金度が高いハイスなどは、とてもさびにくいと思います。
他、詳しくは常三郎さんのHPのに関するところあけてみてください。

 本題、
鋼に使われる何がしが何混ざってます!といった書き方がありますが・・・
どういうことなんでしょう?
目方の比で言われても、各元素で、ちょっぽりでも重かったり、逆にしこたまでも軽かったりします。
一方、鉄の玉の数と混ざりものの玉の数の比でいわれると、玉入れのような感じで想像しやすいと思います。
単純に、重いものは、ちょっぽり混ざっても重量比が大きく伸びるし、軽い物はしこたま混ざらないと伸びません。
軽いものの代表である炭素にとって、0.1wt動くということはとても大きな違いになって伸びてくるということが、以下のお絵かきで、勘定方法がわかるかもしれません?
あまり、Cの含有量が上がって2wt%こえると確か鋳物と呼ばれるものだとおもいます。
融点が下がって、鋳込みやすく成型しよいので、鉄瓶とかは鋳物であることが多いようです。
鋼としては、硬いのはよろしいですが、粘り(靱性)が失せて脆くなって使えません。
落とすと割れる鉄としても知られます。

向学心が生えてきた場合。
  • NA(アボガドロ数)
  • 原子量
  • オーテスナイト  マルテンサイト
このあたりをWIKIで調べてみてください。
マウスで反転させて見てもWIKI解説でます。

鋼 白紙 炭素鋼 分子量比ひまですることなかったらよんでみてね。

よろしくおねがいします
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