30きりの対馬砥を縦に挽く!+ 小さくなって値打ちが上がる鍛え甲斐のあるお石様









二段目左、
75*210*50mmの対馬挽きました。
短冊取り。
一枚13.5-15mmほどです。
対馬はよく割れます。
湿乾でもわれ、衝撃にもめっぽう弱いです。
楽器磨きにたまに注文ただきますが、じきに割れてしまうような??
よい鋸があると、短冊で切ることもできます。
いい鋸に恵まれて幸せです。
隠れ砥石で、激安販売の原石。よく探すと思いっきり買い得なものが落ちてますので、眼を鍛えて楽しんでください。
今回は、http://www.330mate.com/product/365 でおちてましたということで。
使い手視線で、眼を日々鍛えたお方が得をするようにがんばってます。
中の素性をお勧めしていたので、お求めいただいた方に中を味わいたいということで、40きりあつもので挽いた後(75*205mm)鍛えて二枚に開いたものです。
赤みがかるきいろというかみどりというか??
なんとも言えん色です。
予測どおり、中はしまっており化け物のような力を持ったものが出ました。
同じ背中合わせでも色味はかなり異なっていて、積層度合いの蜜である事が伺えます。
開いてみると予想を大きく上まわって上でした。
小売で出回るときの値打ちでいうと、二枚に開かないものの方がはるかにお安く、開いた一枚にも遠く及ばないとうおかしなことが現実に起こりうるのです。
単純に力量=価値ですから。
こういう原石から両手両足でも足が出るものが出てくるのです。
あんまり上な原石は、鍛えることも恐れ多くて出来んので、お求めいただく方の想いが、生に近いほうが好きであるか?道具としての働きを追い求めたものが好きかで処遇が決まります。
それでこのたびは後者になったわけです。
一発でよいものを握るために肌とつけ(皮)をよく覚えておいてください。
石は自然に出来た物ですから、ある程度の法則性はあります。
人間のセールストークなんかあんまり参考にならぬかも。
山城銘砥のどのあたりのものでしょうか?
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