常三郎新製品 SKS1.3wt%ハイカーボン鉋 いけにえ求む
SKS鋼で超極軟鉄に薄鋼でつけたもの。
今はなき白紙一号Aが、1.3-1.35%と聞きます。
SKSは1.3%でそんな感じのツッパリ鉋です。
ハイスと同じ押さえ溝クラッシュハイト範囲内の裏すきやり方ですいてます。
分からん方は上クリック。




HRC65近辺まで上がってます。
「ソンナモンパリパリで弾けるじゃろまい?」
とお思いでしょう。
いや私も思います。
ハイカーボンでもうまく熱処理すれば粘るようで、あとは研ぎ角度を工夫して。。。
結局何と戦うかといいますと、真鍮プレートが物語るように、新建材系統の面取り等です。
フロアの面取りとか削りあわせですね。
構造ベニヤとも戦って欲しいです。
とても研ぎやすい地金+薄い鋼で、高速刃付けを思いっきり狙った、職人向け必殺鉋になることを目的としてます。
わたくし、この系統の下位種の鋼の鉋を一丁持っておりまして、ストライク熱処理にはまるとムチャクチャかる切れ+永切れで最高であった思い出がありますので、個人的には期待大なのです。
節でも逆節でもビシバシ倒し、ナント言っても軽いので、夕方ころの疲労感が違います。
しかし、私は大工さんトントしとりませんので、ちょうどそんな仕事がある方にこき使っていただきたいのです。
どうなるかな?というところを三代目も私も知りたいのです。
一月ほどいぢめて、赤い着払いの伝票貼って、常三郎様へ送り返す。が要望です。
そのブツを穴が開くように観察及び熱処理等を煮詰めなおす算段です。
お使いになる方とお作りになる方が手を取り合ってCoolな品物を開発しようではないかということが一番の目的でみんなはっぴ~な企画ですから、実験してみたいお方は、こちらで0円でお買い上げという形でエントリーしてください。
たぶん抽選になると思います。
私が伊予採取出張終了後抽選いたします。
応募条件は、100文字以上感想文が提出できて、30日以内で使用頻度が高いぞという方か道具にSな方どおぞ。
ご協力宜しくお願いします。
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コメント
年末、依頼を受けた流し台扉制作のため、メラミン張り扉を制作し、涌三郎のハイス鉋で削りましたが、期待はずれで、すぐ刃が欠けてしまいました。青紙とそう変わらぬという感じ。また、家具に使用されていたパーティクルボードを再利用しようと鋸で切断したら、切り口にあやしく輝く金属箔状のものが紛れているのにびっくり。うっかり木端、小口の鉋がけはできません、最近では家屋廃材なんかも利用されているので、釘なども粉砕機で箔状になって紛れこんでいたのかも。メラミン張り板のほか、老舗材木屋倉庫に40年近く眠っていた、乾燥し切った木曽桧節板(6尺長、6寸幅、8分厚)、30枚の鉋がけが待っています。ぜひ、試させてください。
Posted by 林 茂 at 2010.01.12 00:03 | edit
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Posted by - at 2013.05.06 13:24 | edit
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Posted by - at 2018.01.28 23:27 | edit