ヒシカ鋸 八寸硬木用片刃 リベンジ
前回の8寸両刃が目つまりとメゲの速さでコテンパンになった件のリベンジです。
以前のものは、「詰まるわ、Z240デコラの半分も永切れセンゾナ。」というような感想でした。
縦挽き目に江戸目の横をつけたようなかんじ?
手に持ってみた感想は、
- 以前よりペナペナうすうすだぜ!!
- けど中子からあごチンまでで、思いっきり絞って、こんなぺなぺなでも使いよさそ。
ためしに樫とか黒檀挽いてみて、
- 超おりが早い
- 背金無しのボーダーかな?
- 乾いたきれあぢ。鋼が前よりパリパリに硬くなった気がする?
- こてたり、落としたり、挽き終わりに当てたら、一撃で割れて昇天でしょうな~!あぁドキドキ。
- 縦が鬼切れ、なんじゃこりゃ!!蟻が挽きたくなります。
- 軟材横は非常にドキドキに気を遣う・・・コレハイカン
- 竹の斜め切も楽勝!
- 思いの線で硬木が挽けるような気がしてきた!
それで、乾いたみかんちゃん挽いてみて、睨んで薄く挽いてみたところ、「鋸プロキッドになったのか?」と思うくらい、薄く平行に思いとおり睨んだとおり下ります。
シャーペンの芯以下くらいの厚さの挽き落ちはマルッポスッキリ取れます。
挽き落ちを薄くとるようにすると、アサリが触れる振動で爆ぜてばらばらになってなかなかうまくいかないのですが、これはこんな変則的な目であってもなかなかやりよります。
みかんの柄でしてこれは45mm角あります。
今日は、ジメジメ湿った気候なので、見る見る落ちがいがんで来て楽しいような?鋸の出来上がり具合が嬉しい様な?伊予の礫ボーイ60Φの身長40mmの頭に載せると、透けて明るい?
八寸目の硬木用でここまで切れたら気持ち良過ぎ以外の何者でもありません。
よくわからん目でスッキリ挽けるのですから、「うぉ?」と思うわけです。
そのかわり、柔い木は難しく感じます。「あぁ、、なんか折ってしまいそ。」という心配が頭から離れず恐ろしいですが、硬木用ですからということで、考えとります。
ヒシカ様社長に感想お伝えしたところ、
- カーボン度数UP
- 焼き硬さUP
- 目も改良
今日みたいな日は見る見る錆びてきます。よほどカーボン高いのでしょう。
木材全般の縦の細工用としてもよさげです。
乾いた味の不思議な魅力のある鋸であると思います。
あとは、ひたすら挽き続け耐久力を実験です。
「うぉ!」と思ってみたい方はMAILかなんぞ等いただけるとありがたいです。
お勧めは、硬い木、縦かと思います。
ある程度修練を積んでなければ、一発で折ると思います。
Zソー7寸の鋸目をとりあえず歪ませない様に使うくらいは少なくとも必要です。
腰はコレよりはあると思います。







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