常三郎 51玄ハイス 60mm 千代○風裏 綿帽子
なんと従来の短足と同じ程度の価格帯で考えてます。
- わざわざ手槌で頭を叩いて、風呂敷様の模様をランダムにつけていただきましたので、絶対ハイス製品であるとはわかりますまい。写真では頭の模様が見えにくいのですが、なかなかいまどきの槌目とは違っていいあじ出してます。
- 黒で染めました!
- 鋼は激薄!画像ご覧あれ。
- そのかわり刃研ぎは、中すきまんまで化粧研ぎはしてません。
の記事もあわせてどうぞ。
ツバメ鋼は国産で、東郷犬首とほぼ同じ組成の鋼としてできたかつてのタングステン系ハイス。でもグラインダはあまり向きません。
51はモリブデン系ハイスで、タングステンの希少価値が上がってモリブデンをその代用元素として添加しほぼ同じ働きをするといわれるもので、耐熱性能はよりよろしいものです。
よくよく、ツバメはokで51は魂がないから駄目とかいわれますが、ツバメは実は超特殊鋼ともよばれる鋼と同一でして、どちらも高度合金鋼(混ぜ物が多い鋼)であり、大きな違いはタンセツ性、耐熱限界、wかMoと発明された時代くらいです。
純鉄から遠い鋼を近代量産っぽいという理由でpassというのは不思議な話になります。
今豊富にある素材は敬遠されがちなのですが、よいものだから量産に乗るというみかたも出来ます。
51は、耐摩耗性に優れるので、研ぎも難儀になります。それで薄く鋼付けして一般鋼と同じ手間でも良い刃がつきやすいように狙いました。
51は重負荷、過負荷で降伏する場合、刃欠けよりもまくれを生じます。過酷に使う場合は、裏だしせねばかえりが取れにくく切れ味が出ません。
スポンサーサイト
コメント
いつ頃発売ですか?
Posted by dai at 2010.05.29 19:25 | edit
ありがとうございます。
もうあります。
しかし、まだ挙げてません。
MAILなぞ頂きますと承ります
よろしくおねがいします
Posted by なかおか at 2010.05.29 23:44 | edit