寒いときは、外で働きましょう
去年からの画像挙げます。
相変わらず運がよろしくって、右京区梅ヶ畑向ノ地町、いわゆる砥石の聖地で露天カブをつかまえまして、くされからどんどんよろしい板になる様を三連画像でどうぞ。













ひいたしりから凍ててきます。奥にあるのは芋入りの焚き火。なんと奈良の桜井から間伐に来ていらして、焚きモン天国です。しかし、地元の山師がいなくなったので80Kmも離れたところからよばにゃならんということは、困ったことと思いませんか?
外材が安いのはいいことですが、日本林業がペッタンコなんですね!
梅ヶ畑は北山杉絞り丸太とかお庭に植える台杉の産地ですが、いたるところで放置です。
絞りが放置でくびれになっていたり、台杉は放置で二股で10mくらいまで育ってます。
こうなってしまうと、焚物か足場丸太くらいしかならんです。。
こんなものでは、山から持ち出す手間が出ぬので、実質は山で朽ちるのみとなっております。
内地材が弱ってるので、好きなだけ切れると言うことで砥石は採り易くもあります。なんとも皮肉な話です。




去年最後の仕事は良く分からぬ植木鉢作成・・28φ穴。ちょっと懲りました。
ここからは今年

落ちるもの落とさぬと、恐ろしくて坑木突けません。山城国は石が立っていて左右に切り分けて進むですが、L型に折れているところがあって、伏せのところが落ちます。それが全部落ちると粘土が出てきます。



今年の初板を撮ろうと思ったのですが、京都の宮大工さんのところにおいてきてしまいました。
間府採りで、5枚と変わらずで超卵色・赤・緑・赤環巻が入り乱れてます。硬さはなんと!1-5++くらいまでバラバラ。
粘板岩-頁岩砥石ではちょっと考え難く悩みます。これでは、伊予と同じようなばらつきで困ったします。
やはり初板でお勧めは緑板!!!。軟質タッチで石はまるで減らずの硬質!同時に粘りが規格外にあってたまりません。
かわいい緑板の初板を今月のプレゼントにいたしましょう!
明日がんばります。
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