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2007年07月15日 Category :

 その壱で試作の鑿はその弐で、いい感じになりました。
これはお勧めできると思いましたがいくら私が、いい感じといっても面白くないので、わたしが使い倒したそのまんまの物を高価で、西のほうの職人さんに販売させていただきました。


「何とまぁ使い倒した鑿を売るなんて守銭奴みたいな野郎じゃ?」
と驚きになられると思います。鑿一本で儲けるということは、現実的で無いということは私も思います。
これには、他に狙いがあります。



  • 無料での試用は、どんな駄作でも気を遣い良かったと評価されるでしょうから却下。

  • 掛かった手間と材によって価格を取り決め、それでも欲しいとおっしゃる方に使っていただくほうが、より正確で率直な御意見をいただけること。
    それなりに支払った代価が発生しなければクレームや改善要望という物は、生まれようが無いということです。


狙いは、率直な感想とクレームを頂きたいという想いで、このような由によってそれなりの価格をつけさせていただきました。


 




 



お待ちすること約半月、頂いた感想は・・・


食いつき・切れ味・永切れ抜群だが、再研磨の時に両刃になっており、裏押しが砥石にかからない。ということでした。
戦った材は地松ですからかなりの強敵です。

  回答としまして・・・
使用中、刃先が白くなっているにもかかわらず、そこそこ切れるかと思います。
刃先に相当おおきな面がついてこないと、切れやんだことを実感しにくい物だと思います。
それで切れやんだと感じたころには、表とぎも比較的時間要し、かつ両刃になっており、掛からないのではないかと思います。
私の鑿も、白くなってから切れるからといって強引に使いますと両刃になる物が多いです。
また、かけにくい物は硬いものをおもいきりしばくと良く裏が変形します。
私は、裏を出し気味にして、裏全体が、刃先5厘以下で僅かに裏方向にこごむようにしたままで使ってます。
このようにしますと、しばきすぎて両刃になってきても、こごみ代の分一押しで裏の返りが取れます。
裏の刃先の五厘が異常に当たりますのでここだけ輝きが変わります。
何度か使ううちに、全体が平面になったらまた叩きます。
わたしも、切れるうちはしばきまわして刃先が過酷な環境になりますので、良く両刃になります。
手間を抑える為には、出し気味の裏出しで留めて置く事が、以後の何回かの刃付けがらくらくです。
僅かに出しておくと、食いつきよろしく慣れると嵌ります。
大袈裟な形が日本剃刀の裏とおかんがえください。定規の機能を損なわない程度に裏を出したまんま気味に。


私も裏が砥石に掛からないという自体を一番嫌いますので、実は人造使います。
シビアな刃あたり判定を逆に利用して、掛かるか否か診ています。
鏡面になりますので、裏の歪や両刃傾向など簡単に見つけることが出来ますので、裏に限り人造です。


ちょっと難癖ありますが、裏だしが柄と軸と穂の関係を維持していきますので、頑張ると結局後の手間を払うのと使いやすさを維持できますのでよろしくお願いします



と返しました。
柴野さんや五百蔵さんの鑿の熱処理は、まず欠けさせないというところが特徴です。
このような扱い方を知っておけば、最研磨に掛かる時間をとても短縮できます。
よろしくお願いします

 


 


 


 

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