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2007年07月25日 Category : 砥石

 からすは、その昔忌み嫌われ、採掘されて原石として上げられても、山のずりばな(ゴミほかし穴)に放り込まれて埋葬されてました。


一般的には、本石の砥石層は、巣板に始まり巣板に終わります。


下が敷き巣板で、上は天井巣板と呼ばれ、近接するアイサという層のなかで稀にこういうものがでます。
黒い斑点がからすを指し、炭素分が含まれているといわれてます。黒は炭の黒な訳です。
2億年以上前に、プランクトンの甲殻質が積もって日本にプレート移動してくる間に、圧が掛かったり、加熱されたり、空気や水で酸化されたりしながら砥石になるといわれ、水平に積層していたものが、垂直に立ったり斜めの角度で立ったりと様々で、立ってしまうと右手が底の圧が掛かった層で左がそうでないのだとか、ぱっと見た目ではわからなくなってしまいます。
元掘り方の職人さんがおっしゃられるには、立っているほうがよい砥石が取れて、採掘もしよいということらしいです。
斜めになしている山の代表格は新田です。
新田はほぼ全て側面二方向に層がなしており、鏨で開くとばらばらになりますし、とっても手間を食う砥石で作り手泣かせです。そういった理由で、今までは良くずりばな行きでした。
ただし、層が二方向に完全に分かれているせいなのか、研磨力は他の追随を許しません。
謎多き砥石です。


 からすは、良く圧が掛かり締められていることが多く、作るのが大変ということでずりばないきだったようです。
硬いのが一般ですが、例外があって大平の内曇巣板のからすとか新田のあいさのからすは比較的柔らかです。
とにかく天然砥石は、一般論として傾向付けることはある程度できるものの、いろんなところでいろんな例外が出てきますので、作る側・使う側共に面白いところだとおもいます。


高島からす 


表大平山内曇からす(これはとっても柔らか)

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