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2007年04月02日 Category : 鋼材

 鋼材に熱処理することによって、所定の性能を持たせることができます。
工程順に、焼鈍(しょうどん、やきなましともいう)焼きいれ 焼き戻しがあります。 熱処理前の鋼材は柔らかで加工しやすいのです。焼きいれと言う熱処理は、鋼への入魂の代名詞としてよく知られ迫力あるものとして注目されがちですが、鍛冶屋さんは異口同音にして、一番大事なのは焼鈍だと言います。
一言で言いますと、ゆっくり熱々真っ赤に熱し一晩かけて藁灰の中で徐冷させるという それはそれは地味な熱処理工程です。イメージしていただくところとして、缶ジュースのプルタブを折り取ろうと思う時には、何度も折り曲げてポキリと折ってしまう方法は誰もが知っていることですよね?何度も同じところに力を加え変形させてストレスを与えることで、金属の組織が脆くなってしまいポッキリということです。手を入れての鍛造であればあるほど、組織は荒れて脆くなっております。ここを打開して、更に整然たる組織へと遷移させるために、焼鈍という工程が存在します。播州で常三郎さん以外は、鋼の時代が到来した時と変わらぬ方法である藁灰徐冷を採用しております。  常三郎さんの独自の焼鈍法である真空徐冷法では、真空下で赤めて電気的に温度・時間管理できますので、思いのままの徐冷が可能です。そして何よりも、鋼が脱炭して変質する隙を全く与えないといういうところが大きな売りです。脱炭とは 鋼を加温することによって、空気中の酸素が鋼の炭素分を燃やしてしまい、軟鉄に近くなるということです。真空徐冷法は、この心配事を開放して 平成の世のすばらしい技術であることを意味します。 焼鈍なくして以後の焼きいれ・焼き戻しの工程は何の意味のなさず、これはまさに熱処理の礎であると言うことは、理解いただけたかと思います。そこに、着目し多くの設備投資により 廉価でも永切れと安定した切れ味を提供できる理由の一翼がここにあるものとご理解いただけますと、常三郎さんの"見えないところにこそみっちり"取り組む精神がより高尚に映えるはずです。  
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