砥石を開けるその2
右のものはほかします!
上の画像のように三角なウエッジ断面に割れる物は、層が斜めに直っているもの。
層のとうりに割れて、これが本来の砥石面になります。
従わねば、地を挽いたり、硬いだけで下りない石になります。
薄くなるので、やすぽくなるので複雑ですが、背に腹はかえられません。
二寸あった厚さが、一寸になります。ガックリ!
納品物で、厚くといわれますのでつらいです。
まるのこで挽いてしまうと、層の直り方が見えないので買い手は博打打たねばなりません。
妙に厚い物はいい額面ですが、こういう危ない作り方もあるということも知っておいてください。
これは、厚さ一寸八分ある原石。
三ロングがとれました。
原石の状態で綺麗に直っている物は稀。
このまま裁断が出来て幸せです!
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