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2007年08月21日 Category : 砥石

 取敢えず、原石を挽いてみました。
原石が柱状に出ますので、そのままでは鋸が届かず泣けます。
鋸歯がとても早く切れ止むので、逆に砥石としてはいいかんじかもしれません。
四半世紀以上昔に伊予中岡氏が採取した物は、赤星・黒星・藍星・白星という銘柄の物で知られましたが、今回のツルではなかなか出ません。
一番人気の白星といわれる純白物が辛うじて出るくらいです。
その代わり、硫化鉄を孕み淡い青色から黒い物とか、桃色が入ってとても綺麗な物や、シダが這ったあとのような模様の物が出ることがあって、面白いです。
奥の門蓮華巣板そっくりの顔ぶれの物のまで産し、多彩の一言に尽きます。
硬さ・生地等の組み合わせも沢山あります。
一応上から生地の細やかな順に並べてみました。
よろしくお願いします。

純白の伊予砥は、生地がかなり細やかな物が多く、比較的柔らかめで良い研ぎ感です。
今回は1500番以上の生地と思います。なかなか真っ白な原石はありません。

 
白に蓮華のような模様が咲いている物は、少し硬めで生地も荒くなってます。
1000番切ると思います。

 
縞伊予砥は、研ぐ面により良く硬さが変わると思います。加水で、見事に発色します。側面を濡らす所をご確認ください。生地は粗めです。


大きい1.5Kg超えの伊予砥。これも比較的柔らかめです。生地は600~800番だと思います。


 

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