金玉杢が!
週中まで、私情で出ており御迷惑おかけしております。
上等な材を持って来るようにしてある、縁側建物の正面右の虹梁(化粧の梁)ですが、捨て眉(欠き眉)(シタバのへっこんだところ)を飛ばしますと、大節キワキワのキチャナイ玉杢模様が出てきました。キンタマモク!
何とも運の無い親方です。(合掌)思いっきり目立つところです。どうしようもありません~
職人さんからは金玉杢とか呼ばれて、嫌がられます。
木が大きくなる過程で枝打ちされ、その上にまともな木理のものが被さって来ますので、なかなか欠き取った時にどのような物が出てくるのか予想できません。
しかしながら単に、芯から遠く離れた所ででっかい枝を打った様に確認できますので、枝打ちするのが遅い!!とも言えます。
相当薄く鉋屑出さない限り、思いっきり逆になるし、二枚でも白くなって嫌な木理です。
勿論、田斎さんに頂いた、玉鋼鉋をお試しする絶好の機会です。
やはり、比較的適当な厚さで一方向のみから削り込んでも艶々です。
楽々で捗ります。理由は分かりません。。
あとは、どんどん丸め込んで行く工程です。
ヨキやチョウナ使って荒取りするガッツもありません。
断面の原寸図を書き、四寸が切りこめるマルノコで、何発か切り込んで多角形にして頑張るやり方。うぃ。簡単
巾がないので、丸みがイマイチ、、
何故か二段とも丸の眉で、眉尻とります。
たっくさんありますので暫くこれの繰り返し。tired...
疲れた。
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